
タッチパッド付きワイヤレスキーボード2種を購入比較!おすすめはマイクロソフトのオールインワンメディアキーボードの訳
2018/11/02
デスクトップPCやタブレットでもノートパソコンと同じようにタッチパッド付きのキーボードで入力作業をしたいという人は多いと思います。
僕も今回コンパクトPCを購入にあたり、タッチパッド付きキーボードを購入しました。
ダイニングテーブルでPC作業をするのでマウス不要で省スペースかつ、配線なしですっきりするタッチパッド付きワイヤレスキーボードを使っています。
我が家の近くの家電量販店ではキーボードの展示品がなく、実物を触ることができなかったのでネットの口コミを見て人気でおすすめと言われる機種を選んだのですが、
最初に買ったロジクールのキーボードが気に入らず、結局マイクロソフトのものと2つ買ってしまいました。
そこで今回は僕が実際に両方使ってみたタッチパッド付きワイヤレスキーボードの人気2機種の使用感等を紹介したいと思います。
目次
タッチパッド付きワイヤレスキーボードの特長!
マウス必要なしで省スペース
ノートPCと同じようなタッチパッドが付いているので、マウスを用意する必要がなく省スペースでの作業が可能です。PCデスクなどに常時キーボードとマウスを置いておけるスペースがあればいいのですが、我が家の場合はダイニングテーブル兼PCデスクなので、サッとキーボードだけ取り出せばすぐにPC作業を始められるメリットがすごく大きいです。
ワイヤレスなので机の上がすっきり
パソコン周りはケーブル類がごちゃごちゃするととってもイライラしますよね。特にマウスやキーボードを動かすときに配線がコップに引っかかって飲み物をこぼしちゃったりしたら最悪です。ワイヤレスならそんなこともなく、電源さえ入れればすぐに有線のものと同様に使用することができます。
無線というと今はbluetoothの製品が多いですが、僕はオススメしません。なぜならbluetoothの無線キーボードも持っていますが頻繁に接続が切れるし、その復旧に結局有線のマウスなどを繋げて直すしかなく、めっちゃイライラします。またbluetoothだとPCがスリープ状態になったときに認識されないので本体スイッチを押してスリープ解除するしかなく、これが地味に不便です。
そんな経験があったため、今回僕が買った2機種はUSBレシーバーをPCに挿すタイプの接続方式なので、接続が切れたり、遅延したりということが全然なく、有線のキーボードからケーブルが無くなっただけ、という感じの操作感でストレスゼロです。
離れた場所から操作可能
マウスじゃないので机の上だけでなく、膝の上での操作も可能なため、モニターからちょっと離れたソファなどでくつろぎながら操作することもできて便利です。スティックPCをテレビに繋ぐ使い方をしている方なんかは必須アイテムだと思います。
またitunesの曲を変えたい時などちょっとしたポインティング操作であればキーボードを手に持った状態でも操作することができます。
ジェスチャーやメディアキーが便利
タッチパッドはマルチタッチ対応で拡大・縮小や上下左右のスクロールなどの操作が可能ですのでマウスなしでも不便なく使えます。
また意外に便利なのがメディアキーで、よく使うプログラムや音楽ソフトなどをキーひとつで起動できたり、曲送りや音量の上げ下げも簡単です。
上記メリットに対してデメリットとしてはUSBの挿し口が1つ埋まってしまうところですが、我が家はミニPCといえどUSB入力端子は充分あるので問題なしです。タブレットでもUSBハブなどで挿し口を増やしちゃえば問題なしです。
ただ今回僕が購入した2機種は横幅が30センチ以上あるので、外出時にカバンに入れて持ち運ぶような用途には向いていません
Logicool ロジクール Wireless Touch Keyboard k400 Plus
まずは初めに購入したロジクールのK400 Plusです。タッチパッド付きのキーボードで検索するとまずこのキーボードの情報が出てくるほどの人気・定番機種です。
価格は約4,000円~5,000円ぐらい。元々はテレビに繋いだスティックPCを、ソファなどから操作するのを想定された商品みたいです。
windows以外にもandroidにも対応しており、タブレットやスマホにも対応しています。
ロジクールのunifying対応なので、レシーバー1コで他のunifying対応の機器を最大6台まで接続することができます。
Microsoft マイクロソフト All-in-One Media Keyboard
マイクロソフトのオールインワンメディアキーボードもロジクールと並んで人気機種です。
価格が安く、僕はamazonのタイムセールで2,000円代前半で購入することができました。結構頻繁にタイムセールが行われているので購入を検討している方は細かくチェックすることをオススメします。
またこのキーボードは防滴対応ですので、ちょっと水をこぼしちゃったりしても安心で、使う場所を選びません。
ロジクールとマイクロソフトの比較
最後に上記2機種を実際に使ってみて使用感の比較しました。
タッチパッドの精度はロジクールの勝ち!
まず重要なのがタッチパッドの精度ですが、ロジクールの方が細かい操作やジェスチャーの精度が高いです。
マイクロソフトも充分使えるのですがジェスチャーがあまり思い通りに行かなかったり小さくマウスを動かそうとするとぶれたりします。タッチパッド部分にタブレット用の保護シールを張ると多少精度がよくなるのでおすすめです。
また、左右のクリックボタンはロジクールは独立したボタンとなっており、マイクロソフトはタッチパッドを押し込むタイプになってます
打ち心地はマイクロソフトの圧勝!
打ち心地は断然マイクロソフトの勝ちです。
マイクロソフトは画像の通り、キーの間にスキマがあるアイソレーションタイプとなっており、キーストロークも浅めです。普段会社でノートPC(富士通)のアイソレーションキーボードを使っているので、似たような感覚で使うことができます。
また押し心地はそこまで軽快ではなく音で表わすならば「トン!」という感じです。「カチ!」まで行かないぐらいの軽快さで僕的には満足。

マイクロソフトキーボード部分
一方ロジクールは画像のようなタイプとなっておりキーストロークはマイクロソフトに比べてちょっと深めです。
押し心地は「グニャ!」という感じです。この押し心地が我慢できずに、僕は結局マイクロソフトを後で買うことになりました。
ただキーボードの打ち心地は好みが分かれると思いますのでできれば店頭などで試すのがいいと思います。
サイズは引き分け
サイズは横幅はマイクロソフトの方がほんのちょっと大きく、縦幅はロジクールの方が少し大きいですが、ほとんど変わりません。
またロジクールの方が角度が強めです(奥側が高く、手前が低い)
測ってみると以下の通りとなっております
マイクロソフト 縦 132mm × 横 367mm × 高さ 19 mm
ロジクールが 縦 140mm × 幅 354mm × 高さ 23mm
またタッチパッド部分はマイクロソフトの方は左右のクリックボタンの部分までポインティングできるので面積的には広いです。
大きい画面で使用する際はタッチパッド部が広めの方が使いやすいです。
価格はマイクロソフトの勝ち!
価格はマイクロソフトが約2,500~3,500円ぐらい、ロジクールが約4,000~5,000となっており、千円近くマイクロソフトの方が安いです。
小まめに価格チェックをすることをおすすめします
まとめ
タッチパッドの精度はロジクールの勝ち、打ち心地はマイクロソフトの勝ち(好みなのであくまで僕的にはですが)、価格はマイクロソフトの勝ちとなりました。
なので、タッチパッドの精度を求めたい方や、アイソレーションのキーストロークが浅いキーボードが苦手な人はロジクールのK400pがおすすめ。
それ以外の方にはマイクロソフトのAll-in-one media keyboardがおすすめです。
どちらか迷ったらとりあえずマイクロソフトを買っておけばOKだと思います。何より安いので。
結局最後は好みですが、購入を検討している方がいらっしゃったら、参考にしてみてください。