
B型ベビーカー比較2017年版!おすすめセカンドベビーカー4機種を軽さ・リクライニング・乗り心地などで比較!
2018/01/27
うちの息子も現在生後10ヶ月。生まれてすぐ買ったアップリカのA型ベビーカー「エアリア」を使っています。
「エアリア」はA型ベビーカーにしては軽量で、両対面可能で安全性、揺れへの対策もしっかりしてあり生後1ヶ月頃から重宝していましたが、息子が成長するにつれて不満がでてきました。
・リクライニング角度が120度~170度とあまり立てることができない。
→腰が据わってベビーチェアに座ることができるようになってからは、息子の「前のめりに座りたい欲」がすごく、あまり背もたれの角度が立たないエアリアにはあまり大人しく乗っていてくれません。
・重さが4.8㎏で持ち運びが地味に大変。
→我が家は車移動が多いため、乗り下ろし時が地味に大変。また今後嫁さんと息子で電車に乗る機会がどんどん増える予定なのでより軽量でコンパクトなセカンドベビーカーが欲しい!
365日あす楽★代引・送料無料★エアリア アップリカ ApricaAirRia A型ベビーカー 両対面式 1ヶ月から 軽量【あす楽対応】【RCP】
|
ということで嫁さんの強い希望もあり、B型ベビーカー・バギーの購入を検討。ネットで調べたり、実際に店舗で試したりして大変でした…。
せっかくなのでこれから購入を検討している方の参考になればと思い、今回は我が家での比較検討の内容について書きたいと思います。
我が家のセカンドベビーカー選び 比較ポイント
軽さ・持ち運びやすさ
基本的にA型と比較して軽量・小型なのが特長のB型ベビーカーですが、その中でも最も軽いタイプで2kg台後半~3kg台前半ぐらい。重いものだと5㎏ぐらいのものもあります。
持ち運び面でいうと、折りたたんだままでも車輪が回りガラガラみたいに引っ張れるタイプや、逆に折りたたんだ状態では車輪が上手く回転しないタイプなどがあるので注意です。
また折りたたんだ時にかなりコンパクトになり飛行機の手荷物にできちゃう「POCKIT ポキット」のような商品もあります。
電車・車・飛行機・新幹線・徒歩のみなど自分の生活の中での移動手段に合わせて選ぶ必要があります。
我が家は基本車(ミニバン)での移動が多く、次いで電車なのでそこまで小さくならなくても大丈夫ですが、軽さは最も重要視しました。
リクライニング角度・乗り心地
リクライニング角度は意外と購入時に見落としがちだと思います。B型ベビーカーでもリクライニングできる機種とできない機種とありますが、赤ちゃんの好きな角度をカバーできるかどうかはとっても大事です。
我が家のA型ベビーカーの「エアリア」のリクライニング角度は120度~170度ですが、うちの息子はもっと立っている座面の方が落ち着いて座ってくれましたので、今よりも背もたれを立たせることができる機種で探しました。
背もたれの角度・乗り心地については赤ちゃん毎の好き嫌いもあると思うので、店舗で実際に試してみることをオススメします。また月齢によっても好き嫌いが変化すると思いますので、できればリクライニング可能な機種を選んどくのが無難かなと思います。
ちなみにうちの周りにはベビーカーの種類をたくさん置いているお店があんまりなく、トイザらスや赤ちゃん本舗、ベビザらスと3店舗を行ったり来たりして試し乗りしました。それぞれ車で20分~40分ぐらいかかる距離だったので結構大変でした。もっと各社B型ベビーカーの種類をたくさん置いてくれるといいんですけどね…
折り畳みやすさ 片手で開閉できるか?
赤ちゃんを抱っこしながらベビーカーを折りたたまなきゃいけない場面は結構ありますので、片手かつワンタッチで折り畳みができる機種で探しました。機種によって折り畳み方式は色々とあります。
両手を使わなきゃ折りたためないタイプや、足も使うタイプなども色々とありますので要注意です。
押し心地(操作性)・コンパクトさ(幅など)
せっかくB型を買うので、小回りが利いて、狭い場所でも簡単に通ることができる方がいいです。幅が大きい機種だと電車の改札などでガンガン引っかかっちゃたりするので、幅が小さめで探しました。
また実際に赤ちゃんを乗せた状態で動かしてみると、軽いチカラでスイスイ動くものと、押すのに地味にチカラが必要なものなど様々でしたのでこれもポイントです。
また、ハンドルが1本の棒でできている一体型のタイプと、二手に分かれているタイプがありますが、二つに分かれているタイプだと片手での操作が難しいので要注意です。
デザイン性 おしゃれさ・かっこよさ
せっかくだったらかっこよくてオシャレなやつが良いですよね!結構色が派手なやつやスタイリッシュなやつ、ジープやマクラーレンなど車メーカーが作っているものなど色々あります。
価格
価格もだいぶ幅があり、バギーなら安いもので3,000円台のものもありますし、逆に高級なB型だと5万円台のものもあります。我が家では予算25,000円程度で探しました。2台目なのでもちろん安ければ安いほどうれしい。
比較した人気のB型ベビーカー4機種!2017年最新版!
バランスの取れた人気・定番商品!「アップリカ マジカルエアー」
まずは定番のアップリカのマジカルエアーです。
商品名の通り、2.9㎏と最も軽い部類ですし、片手・ワンタッチで折り畳みも可能。折りたたんだ状態でもバッチリ自立可能。ネットの口コミも概ね良好な感じで非常にバランスの取れた商品です!
我が家ではもともとアップリカのA型ベビーカーを使っていたこともあり、まず一番最初にこの機種を検討しました。
しかしこのマジカルエアーですがリクライニングが118°~135°となっており、エアリアと同じくらいしか背もたれを立たせることができません。
実際に店舗で息子を乗せてみましたが、中々落ち着いて乗ってくれませんでした。
価格は店舗では25,000円前後、ネットだと21,000円前後と、ちょい高めかな~という感じです
リクライニング角度と価格面がクリアできて、何買えばいいのかわからない!という方には一番オススメの機種です。
Aprica (アップリカ) 軽量ベビーカー マジカルエアー 2015 ノーザンナイトNV 92556 ハイシート2.9kg 【高剛性リジカルフレーム+ハイポジションハンドル】
メッシュシートとサンシェード、収納スペースがグレードアップしてちょっと本体が重い「マジカルエアープラス」という機種もあります
カッコ良くて安い!「JEEP(ジープ) スポーツスタンダードベビーカー」
アメリカの自動車ブランド「ジープ」のベビーカー(バギー)です。
B型ベビーカーの中でもタイヤの大きさが最大級で走行性能が抜群。ちょっとした段差や凸凹でも大きなタイヤとサスペンションで振動を吸収し快適に乗れます。幅・大きさは小さめ、折りたためばすごくコンパクトになるし自立も可能です。ただしハンドルは2つに分かれているタイプなので片手押しは難しそうです。
またショルダーストラップがついているので折りたたんだ状態での持ち運びが便利です。
デザインもジープっぽさがありかっこいい、値段も約1万円程度と今回検討した中では最安!
息子の乗り心地ですが、背もたれも結構角度がついておりいい感じ。
ただこの商品はあくまでバギーですので、リクライニング機能がありません。またシートの高さが結構低めなので、他のハイシートのモノと比べるとホコリや夏場の熱などはちょっと不安です。
重さは意外とあり5kgと今回見た中では一番重く、折り畳みは結構複雑で片手ではできません。
我が家の周囲の歩道は結構ガタガタなので振動に強いこの商品はすごい魅力的。僕個人的には自動車のジープに憧れがあったこともあり、一番気に入った商品です。何より見た目かっけーし。
J is for Jeep ジープ スポーツ スタンダード ベビーカー ブラック & イエロー
楽天のベビーザらスで買える限定カラーのカーキが僕は一番かっこいいと思います。
ベビーザらス限定 J is for Jeep スポーツスタンダード(カーキ)【送料無料】
|
座り心地NO.1!「ココロン セカンドベビーカー」
赤ちゃん本舗で試してみて息子の反応が一番よかったのがこれ!ココロン セカンドベビーカーです!
このココロン、なかなかネットに情報が無く、事前調査では全くのノーマークだったのですが、赤ちゃん本舗で乗せてみたところ、うちの息子の反応は一番良く座り心地部門は優勝でした。乗った瞬間笑顔になってビックリしました。笑
座るスペースが大きくゆったりしており、リクライニング角度は約100°~130°とだいぶ背もたれを立たせることが可能です。
また、折りたたみ方式が他のものとは違い、座面にある紐を引っ張り上げるだけで本体が半分に折れる感じにコンパクトになるので、持ち運びは簡単にできます。
完全に折りたたんだカタチでロックするにはちょっとコツが要りそうですが、一旦簡易的に折りたたむ分にはものすごく楽ですし、片手で折りたためます。
※折りたたみ方式については文才のない僕では上手く説明できないので楽天やアマゾンの画像を見てもらえればわかりやすいと思います
価格はネット・店舗ともに14,000円程度とまあまあな安さです。
そんな息子のお気に入りココロンセカンドベビーカーですが、ネックとなるのは、重さと大きさです。
重さは4.6㎏と結構重め、そして大きさはA型ベビーカー並みの大きさです。うちのA型ベビーカー「エアリア」と比較してもココロンの方が横幅が大きかったです。
また重さのせいなのか、押し心地はあまりスムーズではなかったです。
大きさ、重さのデメリットを補うほど、乗り心地・折り畳みの簡単さのメリットがあるので、とってもオススメです。なかなか赤ちゃんがベビーカーに乗ってくれないというパパママにはぜひ一度試してもらいたいです。
オシャレさと性能バランス!「リッチェル カルガループラス」
商品名の通り軽さが売りの「リッチェル カルガループラス」です。
この商品、軽さだけでなく、他の条件でも高得点のかなりの優等生!
まず軽さですが、3kgと最軽量レベル。マジカルエアーと比べて100g重いですが、両方持っても違いは全然わかりません。
折り畳みも片手ワンタッチで超簡単!息子を抱っこしながらでも余裕で開閉できますし、折りたたんだ状態でも自立(安定感あり)します。
肝心の乗り心地ですが、リクライニング角度が110°~130°でシートの幅と奥行もゆったりしているので赤ちゃんも快適に座れます。我が家の息子もココロンほどではないですが、まあまあ気に入った雰囲気でした。
また本体が軽いので押し心地もすごく軽快で小回りもよく効き、狭い場所でもスイスイ押すことができます。
デザインもオシャレでかわいい!
そのほかにも
・ハイシートで熱・ホコリに強い
・メッシュシートで通気性も良い
・荷物入れのバスケットが大容量(18L)
など痒いところに手が届く、あまり文句のつけどころがない万能なベビーカーです。
ちょっと残念なのが、タイヤが小さめなので凸凹な歩道や、段差には弱いところです。軽さとのトレードオフなのでしょうがないですが・・・
値段は店舗で25,000円前後、ネットで18,000円前後とちょっと高めですがマジカルエアなどと比べたら安めです。
【2017年11月1日追記】
2017年11月現在カルガループラスは2017年モデルが発売してネット価格で約25,000円前後となっています。マジカルエアーの2015年モデルが約20,000円程度、マジカルエアープラスの2015年モデルが25,000円程度となっていますので僕が買ったときのような価格メリットはありませんのでご注意ください。またカラーバリエーションもライトブルーとレッドの2種類に変更になっています。
ちなみに”プラス”が付かない「カルガルー」もあり、
・リクライニング機能が無い
・バスケットの容量が小さい
・日よけにメッシュ窓がない
・メッシュシートではない
といった違いがあります。
B型ベビーカー比較まとめ表
今回実際に現物で試してみた比較結果を表にまとめてみました。完全に僕主観が入っている部分があるのであくまで個人的なレビューとして参考にして頂ければと思います。
比較ポイント | マジカルエアー(2015年モデル) | ジープスポーツ スタンダード |
ココロンセカンド | カルガループラス 2017 |
軽さ | 2.9㎏ | 5.0㎏ | 4.6㎏ | 3.0㎏ |
持ち運び | ◎ | △ | 〇 | ◎ |
リクライニング | 118~135° | なし | 約100~130° | 110~130° |
息子の反応 | △ | 〇 | ◎ | 〇 |
折り畳み易さ | ◎ | × | ◎ | ◎ |
押し心地 | 〇 | 〇 | △ | ◎ |
凸凹・段差 | △ | ◎ | 〇 | △ |
サイズ (使用時) |
W445 D790 H1045 |
W450 D855 H955 |
W520 D810 H1020 |
W445 D825 H1070 |
サイズ (折り畳み時) |
W445 D315 H950 |
W230 D300 H1070 |
W520 D260 H760 |
W435 D355 H1070 |
価格 | 21,000円前後 | 10,000円前後 | 12,000円前後 | 25,000円前後 |
どのベビーカーもそれぞれ特長があって中々選びきれませんよね。迷ったときは店舗で実際に試してみるのが一番良いと思いますが、子供を連れて複数店舗を見て回るのは結構大変ですので少しでもこの記事を参考にして頂けたらうれしいです。
我が家は「ココロン セカンドベビーカー」と「リッチェル カルガループラス」の2機種で最後まで迷いましたが、最終的には軽さと押し心地、そしてコンパクトさを優先してカルガループラスに決めました!
すでに楽天で注文しちゃいました!ちなみに価格はちょうど買い物マラソンがやっていたので税込17,800円に楽天スーパーポイント14%バックで実質15,000円程度で買うことができてラッキー!
【2017年11月1日追記】
現在は僕が購入当時とは価格が変わっているので要注意です。ただし楽天の買い物マラソンやスーパーセール時のポイント倍率アップは引き続きあるようですので、楽天での購入を検討している方はタイミングに要注意です!
カルガループラスの購入後のレビュー記事も書いたのでよかったら参考にしてください。
A型ベビーカーの比較記事はこちら。
おしゃれな海外ブランドベビーカーの比較記事はこちら。